“ 諸々の理(ことわり)は、常(つね)ならず ”

全ての物事は、変化する。仏教由来の言葉です。変化しないものはないと言う真理です。

事業や仕事だけではありません。私たちも一日一日、年を取り、経験や学びを積み重ね変化しています。

変化は突然やってきます。2020年からの出来事を振り返ってみます。


2020年  新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大 生産の落ち込みと変動
2021年  新型コロナウイルスのまん延、緊急事態宣言 リモートワーク広がる
2022年  ロシアのウクライナ侵攻 約32年ぶりの円安1ドル150円台後半に
2023年  新型コロナウイルス収束 イベント再開 ChatGP登場 イスラエルのガザ侵攻
2024年  能登地方で最大震度7の地震発生 猛暑異常気象。過去最も暑い夏
2025年  令和の黒船来襲 トランプ関税発動 関税一つで夜も眠れず




突然の自然災害、戦争、感染症、政治変動などにより事業活動や我々の生活に影響が広がりました。
また人手不足、賃上げ、物価高などの現象も起きています。

この様な変化が起きれば、私たちは否応なく対応を迫られます。この先も絶えず世の中は変化し、予想できないことが起きるでしょう。企業は、どのように備えれば良いのでしょうか。

国は企業が様々なリスクに直面した際に、事業を継続するための戦略としてBCP(事業継続計画)を推奨しています。これは主に自然災害と感染症を対象にしています。しかし、このBCPでは想定外の外部全ての不可抗力に備えることは出来ません。

そして、変化はネガティブなものだけでは無く、IT化の加速による生産性の向上のようなポジティブな変化もあります。いずれにしても突然の外部環境の変化に、企業は一時的には戸惑いバタバタすることになります。

生き物は、自然界の劇的変化に適応した種だけが生き残ってきました。企業も同じです。

1960年代からトランジスターが普及し始めて、1970年には真空管は姿を消しました。
真空管のTOPメーカーは、真空管の技術を極めることで生き残りを図りましたが、淘汰されました。業界二位と三位のメーカーは、トランジスター業界に転身し生き残りました。

では変化をどのように捉えれば良いのでしょうか。
起きた事を冷静且つ客観的に把握すること、一時的なことか長期的なトレンドなのかの見極め、事業にとって直接的な影響なのか間接的に受ける影響なのか、シミュレーションし分析する、そして本質を見極めることです。

本質の見極めは、経営者の真価が問われます。育った環境、人生経験、価値観、ひらめき ・・・

その上で、外部環境の変化に自社の体制をどのように適応させるのか、また内部変革を盛り込んだ事業戦略を構築します。

最後は、経営者の決断です。経営者のセンスと運が重要です。

これが、突然起きた劇的変化に対応して成長の種をまくプロセスと考えています。
変革には内部の抵抗が付きものです。変化を恐れず、深刻にならず、真剣に取組みましょう。
平山は、そんな製造業を応援します。「ピンチは、チャンス」

このコラムを書いたコンサルタント
八木 基

現場改善コンサルタント, 経営コンサルタント
経営戦略、事業計画、方針策定、外部環境内部環境調査、原価分析、新規事業企画、見える化推進、現場改善(TPS)、品質改善、事業や工場再編、販売戦力、社員教育体系、BCP、安全衛生委員会、固定資産管理体系、経営力向上計画申請、経営者相談

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