2021年は、長引く新型コロナウィルスの影響が続く中、本当にいろいろな出来事があった年でした。
しかし、1年遅れた「東京オリンピック・パラリンピック」も無観客であったが無事に開催され、世界中の人々に、「スポーツには世界と未来を変える力がある」という日本からのメッセージを力強く伝えることができ、更には、「この状況下、日本だから開催できた」と称賛される声も多くあるように、世界中の人々に日本の安全性とあらゆる面での技術力をアピールできたのではないだろうか、と感じています。

　弊社コンサルティング事業本部の活動でございますが、ワクチン接種前までは、まだまだ対面のコンサルティングよりもオンラインでの実施が増えていたのですが、ワクチン接種が浸透してきたことにより、対面でのコンサルティングが増え、従来のスタイルに戻りつつあることを感じています。
海外コンサルティングにつきましては、まだオンラインでの実施が中心ですが、一部コンサルタントが現地へ行き、工場に入り込んでのコンサルティングもスタートしました。また、海外のコンサルティングパートナー各社からは、「早く日本に行って日本のモノづくり文化を勉強したい企業が増えている」との連絡が頻繁にあり、オリンピックで日本人気が高まったのだなと感じています。

　新しい取り組みとしましては、従来の現場改善＋αとして、「工場の立ち上げ支援」サービスをスタートしました。
これは、
１．新工場建設からレイアウト設計
２．生産準備（生産ライン／設備）
３．生産管理システム構築
４．要員確保から生産立ち上げ
５．継続的な生産活動
など、工場立ち上げ時に必要となる要素を環境面も考慮しながら全面的にサポートしようといったサービスです。経験豊富なコンサルタントと弊社の関連企業にて対応致します。

2022年も、まだまだ先行きが不透明ではございますが、みなさまのお役に立つよう取り組みを強化してまいります。

コンサルティング事業本部
伊藤彰洋