中国への渡航ポイント 9月9日時点
√ 9月25日入国者から、出国前(搭乗前)3日以内のPCR検査陰性証明書を持参する必要がある
√ 上海浦東空港到着からホテルへの入室まで5時間
√ 隔離のホテル滞在中(2週間)はPCR検査時以外誰とも接触できません
9月10日現在、上海市は、9月12日の0時から、上海市から入境し、江蘇省、浙江省、安徽省を目的地とする方に対して、「3日間の上海における集中隔離+11日間の目的地における集中隔離」を実施ということで、私が中国へ渡った8月11日から規制が一部、変更となりました。
今後も、私が体験した入国手続き・隔離生活は刻々と変化するでしょう。
常に状況変化をウォッチし適切な対応が必要ですが、当時の状況として参考になれば幸いです。
出発日 上海空港でPCR検査
14:00 関空到着
既に吉祥航空の搭乗手続きが開始されていた。
並んでいる通路の途中に微信のQRコードを読み込んで基本情報を入力。
入力後、基本情報が記されたQRコードが返信されて来てそれをスクリーンショットするよう指示を受ける。
関空内はレストラン1店と免税店数店が開いていたが、80%は休店中。
レストランで軽食を取った。お陰でこの後機内食も無く、深夜まで何も食事ができないが何とかなった。
18:00 ほぼ定刻にフライト
機内食なく、ペットボトル1本配給あり。
20:30 上海浦東空港着
通路の各所でスクリーンショットを提示。QRコードを読むと私のパスポート№、住所、健康状態など基本情報が分かる仕組み
通路に置かれたテーブルで、検温と面着での問診。
次のテーブルでPCR検査を受けることの同意書、協力宣言書にサイン
PCR検査の書類と簡易キッドを渡され、検査場へ、検査場所は1番から10数番までブースのようなところで、一人づつどの番号に並ぶか指示を受けて並ぶ。
PCR検査は両方の鼻の穴に一つづつ細い棒を突っ込み粘膜?を採取(ちょっと痛い)
棒を抜き取る時にくしゃみが出る人が多い。自分も左右ともくしゃみが出た。ある意味ここの場所が一番危険と思った。
22:00 検疫ゲートで体温チェックし,通過。(通常の入国審査)
荷物を引き取り、出口より出ると上海在住者か、それ以外の者が分かれるように通路に指示ルートあり。
浙江省、江蘇省、安徽省はそれぞれのボードがあるところで待機。待機の受付時に上海周辺ホテルで2Wの隔離か、1W上海と1W所在地最寄りのホテル隔離のどちらかを選択。(私は1W上海、1W寧波市周辺ホテルを選択)
この待機中に掲示されているQRコードを読み取って私の基本情報を入力し、登録すると私の個人情報が入ったQRコードを取得できる。
このQRコードは、その後色々な場面で提示を求められる。
空港からホテルへ
23:00 バスに乗車(約30名)し、ホテルへ
00:00 ここでもまず微信QRコードを読み込み情報を登録する。
最初何の為なのか、どのようにすれば良いのか理解できず、時間が掛った
情報登録が済んだ人から一人づつホテル入り口から入るが、まず荷物を指定場所において消毒液を散布される。その後荷物を持って受付台に移動。
本人は受付け台で医療関係者に体温測定とホテルでの体温測定などルール説明を受ける。
別の場所で、体温計や石鹸、消毒濡れテッシュなどの袋を受け取る。
ホテルの受付け、7日分を一括で支払う。現金ではなく、微信又は支付宝のどちらかで支払いを要求される。
ホテルチェックイン時などお金を支払う場合、微信、又は支付宝など電子決済を求められる。中国携帯を操作できないと難しい。私の周辺で現金決済していた人はゼロ。
01:30 入室
ホテルでの生活
隔離2週間目 浙江省嘉興市にある南湖ホテルへ
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海外の生産拠点サポートこのコラムを書いた人
松尾 雅樹(まつお まさき)
浙江健平連合企業管理コンサルティング有限会社 総経理
1983年にトヨタ自動車に入社。天津トヨタエンジン、長春豊越会社など、トヨタ合弁会社へ管理部長として出向。2017年トヨタ自動車を退社し、(株)平山へ入社。2018年にコンサルティングと現場改善、人材育成、日本スタディツアーを手がける浙江健平連合企業管理コンサルティング有限会社を立ち上げる。