セル生産方式(U字ライン)とは、小さなエリアで1人または数人で製品の加工・組立工程を完結させる生産方式です。多品種少量をライン生産(量産)よりも安くつくるために考えられた造り方です。
その形状から、「U字ライン」や「二の字ライン」とも呼ばれます。また、一人で生産する方式は、「一人屋台」とも呼ばれます。
工場のセル生産方式で
こんな課題を解決
ISSUE
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セル生産方式のための
3つのポイント
FEATURES
-
1
工程ばらし
-
工程(コンベアライン)をばらして、小ライン化&少人化を実現します。
-
2
ラインの形状
-
セル生産では、U字ラインの工程設計が基本です。
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3
多能工の育成
-
セル生産の最大の課題は、多能工の育成です。
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工程(コンベア)ばらし
セル生産方式の目的は、大量生産に強いコンベアラインをばらして、多品種少量生産にあった小さなラインをつくる、小ライン化と少人化の実現です。
ライン改善の手順は、①現状把握 ②現状否定 ③目的追求 ④ムダ発見 ⑤ムダ発生原因の分析 ⑥少人化ライン検討 ⑦実践、です。受注変動に応じて、最も少ない人数で生産出来る仕組みを構築します。
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ラインの形状
工程をばらし、ラインの再設計をする際に最も重要なことはラインバランスです。スムーズにモノが流れるようラインの形と各工程の設計をします。
その結果、セル生産の形状としてU字ラインになることが多いのですが、設計段階でライン編成効率を100%にせず、U字ライン化を形から入ると必ず失敗します。U字型のライン設計はそれほど難しくないため、簡単にできると誤解されることが原因です。
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多能工の育成
セル生産を実現するには多能工化が必要になりますので、作業者は一つの工程を覚えていれば良かった今までの作業から、複数の工程を覚える事が必要となります。
多能工化のメリットは、①お互いに教えあうのでチームワークが向上する ②仕事量を平均化できるので特定の従業員への偏った作業負荷が抑制できる ③作業者が新しい仕事を覚える事で目標ができモチベーションが上がる。
デメリットとしては、作業習熟に時間が掛るので、極力作業を単純にするために工程内の治具・工具・設備の改善やポカヨケ導入が必要となります。
セル生産方式のスペシャリスト
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伊藤 彰洋(いとう あきひろ)
現場改善コンサルタント
業種を問わず、現場改善の文化を企業へ根付かせ、現場の人間と共に改善活動をおこない、品質向上・生産性向上・リードタイム短縮を実現する。
また、生産管理システムを手掛けた経験により、「営業~資材~生産管理~製造~外注」と工場内のあらゆるプロセスにおいて改善活動を実践する。
工場の改善事例 RESULTS
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現地ローカル工場
リーン生産方式の導入
現状の悪さをカバーするために過剰な仕掛在庫を抱えていた現場が、正しいリーン生産方式の導入し段取り替え50%短縮、リードタイム30%短縮!!(自動車業界/工場)
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生産性 169.6% UP
スタッフの士気も向上
自力での改善活動に限界を感じコンサルティングを依頼。人材が育ち、今まで自分たちでは解決できなかった高いレベルの改善ができるようになりました。(自動車業界/工場長)
選ばれる3つの理由 REASON
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REASON 1
40ヶ国、
1,500社以上の改善実績
自社だけでは解決できない現場の問題は必ずあります。製造業が勝ち残るための改善・改革は、国や業界を問わず、改善の実践体験を通じて、人材を育成し、生産体制基盤を強化することが必要です。
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REASON 2
現場が一目置き、
喜ぶコンサルティング
従来のコンサルティングでは、経営層とコンサルタントが中心になってすすめるため、現場とコンサルタントの間に距離がありました。弊社コンサルタントは、評論家的な「あら探し」ではなく「改善の種」を具体的に見出す指導により、現場の人間との隔たりのない指導をすることができます。
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REASON 3
指導終了後も
継続的改善がされる
「人づくり」を強化しながら、設計から調達・製造・物流、そして生産管理と「全体の流れ」を重視し、貴社の現場の実態に合った指導を実施。現場が納得できるコンサルティング指導を行うことで、指導終了後も改善文化が継続されます。